ポリエステルの作業服は暑い?空調服で快適に夏を乗り切ろう!

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暑い季節のレジャーや作業では、通気性に優れる天然素材の服を選ぶ人が多いかもしれませんね。ポリエステルなどの化学繊維は風を通しにくく、寒い季節には重宝します。ただ、気温が上がる夏は熱がこもりやすく蒸れやすいのが難点。

このようなデメリットを解消したのが、今回紹介する空調服です。ポリエステルの空調服が役立つシーンや、市販されているラインアップなどをここでは紹介します。

ポリエステルの空調服は暑くない!?

空調服は、一部分に電動のファンを内蔵した特殊な衣服のこと。株式会社「空調服」が開発したこのアイテムは、衣服の内側にファンで風を送ることで、涼しさを感じられるのが特徴になっています。ポリエステルの作業服やレジャー服には、「暑い」や「蒸れやすい」などのネガティブなイメージを持っている人が多いかもしれませんね。

このようなイメージを見事に裏切ってくれるのが、株式会社「空調服」のラインアップです。こちらのメーカーでは、ポリエステルをはじめ、綿や混紡などのさまざまな素材の空調服をリリースしています。同じ空調服でも、着心地や着用に適したシーンは素材によってさまざまです。

ポリエステルの空調服は、電動ファンで送り込んだ風が逃げにくいため、より涼しさを実感できるのが魅力です。

空調服が活躍するシーン「アウトドアレジャー」

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ポリエステルの空調服が活躍してくれるのが、アウトドアレジャーです。キャンプや登山などのアウトドアレジャーでは、汗をかくシーンが増えてきます。

真夏の屋外レジャーは、薄着をしていても熱中症などに陥る可能性がでてくるのが厄介なところ。電動ファンで人工的に風を送るポリエステルの空調服は、このようなシーンを快適に乗り切るのにも役立ってくれます。株式会社「空調服」のラインアップには、紫外線防止加工を施したものも多く見られます。

「紫外線99パーセントカット」などの空調服なら、日焼けをしたくない人でも気兼ねなくレジャーが満喫できるでしょう。日焼けを気にしている人は、アウトドアレジャーでも襟元や袖口を覆うUV対策のパーカーなどを羽織ることが多いかもしれませんね。

こういったアイテムは確かに紫外線の害を防いでくれますが、気温が上がるときは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。通気性が悪いと、熱中症の一因になることもあるため、注意をしなければなりません。電動ファンがついた空調服を利用すれば、紫外線対策と暑さ対策が同時にできるでしょう。

空調服が活躍するシーン「屋外作業」

屋外作業をするときにも、ポリエステルの空調服は役立ってくれます。ガーデニングなどの園芸はもちろんですが、DIYをはじめとする軽作業も空調服があればより快適に行える可能性があります。株式会社「空調服」の空調服は、内側の湿度を逃がす透湿性がある商品が多いです。

撥水加工が施されたタイプも多く見られ、汗をかいたときや急に雨が降ってきたときにも不快感が少ないのが特徴になっています。フード付きのタイプの場合は、頭もガードができます。外で作業を行う場合、途中で温度調節が必要になるケースが少なくありません。

「体を動かしたら一気に汗をかいた」などは、屋外作業では多いもの。このような場合、着替えをせずにそのままの状態で長時間過ごしていると、不快感が長引くだけでなく冷えの一因です。電動ファンつきの空調服なら、体が冷える前に衣服を乾かしてムレなどが生じるのを防げるでしょう。

電動ファンを稼働させながら作業を行えば、思ったほど汗をかかずに済むかもしれません。また、適度にクールダウンができれば体温が上がり過ぎるのも防げるため、熱中症に陥る可能性も低くなります。

空調服のラインアップ1「防蜂用空調服」

株式会社「空調服」のラインアップの1つが、防蜂用空調服です。密閉性の高い空調服は、蜂の被害を受けやすい場所での作業にも適した性能を備えています。蜂の巣の撤去作業はもちろんですが、蜂が多い場所での電気工事では、体や顔をガードすることが必要です。

一般の防蜂用の作業服は、蜂の攻撃から身を守ることを最優先してデザインされているため、概して隙間がないデザインになっています。このような作業服は、作業中に暑さを感じやすいのが難点と言えます。電動ファンがついた株式会社「空調服」の防蜂用空調服を着用すれば、体をしっかりとガードしていても涼しさが感じられるでしょう。

株式会社「空調服」の防蜂用空調服は、電力会社との共同開発で制作されました。上着とズボンがセットになったこの商品も、素材はポリエステル100パーセントです。紫外線カット加工や撥水加工が施されており、強い日差しを受ける場所での作業や小雨の日の作業でも活躍してくれます。

空調服のラインアップ2「反射材がついた高視認安全服」

反射材がついた高視認性安全服も、株式会社「空調服」のラインアップの1つです。このタイプは、蛍光オレンジや蛍光グリーンの鮮やかなカラーが特徴で、前身頃や後身頃、腕の部分などに帯状の反射材があしらわれています。

ガラスビーズを加工した反射材の効果で、暗い場所でも存在をアピールできるのがこのジャケットの優れているところ。夕方から夜間の作業や、薄暗い環境での車両の誘導作業などにとくに適しています。電動ファンがついていることから、真夏でも快適に着用することが可能。

炎天下での誘導作業などは、熱中症のリスクが高い傾向があります。こういった空調服を活用すれば、作業中に体調を崩すリスクが下がるでしょう。

ポリエステルの空調服を着るときの注意点

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株式会社「空調服」が発売するポリエステルの空調服は、さまざまなシーンで役立ってくれるアイテムです。

ただ、着用する際には注意点もあります。例えば、このタイプは火の気がある場所での作業には向いていません。ポリエステルは、綿や毛などに比べて引火しやすい素材です。京都消防局のサイトでも紹介されているように、ポリエステルはガスコンロから10センチの距離でも、約5秒で着火することがあります。

ポリエステルが100パーセントの場合は、ほかの繊維との混紡よりも早く引火する傾向があるため、注意をしましょう。ガスバーナーを使った溶接作業はもちろんのこと、アウトドアレジャーで火を使うときにもポリエステルの空調服の着用は避けたほうが無難です。

株式会社「空調服」では、火を使うシーンでも着用ができる難燃性の空調服を発売しています。このような商品は、引火しにくいプロバン加工が施された綿が用いられているのが特徴です。火を使うシーンで空調服を着るときには、素材を選ぶ必要があるでしょう。